08/06/2026
私は家具の中でデスクが特に好きです。
本を読んだり、ノートパソコンを使ったり、考え事をしたり。
ダイニングのテーブルやキャビネットとはまた違って、その人だけの物・場所になるからかもしれません。
なかでも、レザーの天板を持つライティングデスクは大のお気に入りです。
もともとは手紙や書類を書くことを想定して採用されたレザートップ。
筆記具が滑りすぎず、紙も傷めにくいようにという実用的な工夫でした。
けれど私の場合、パソコン仕事のための机。
初めて使ったときは正直驚きました。
100年以上前につくられた家具なのに、仕事机としてあまりにも自然だったのです。
カップやスマホを置く時には柔らかく馴染んでくれて、手首や腕が触れる感触もとても心地よい。
万年筆で手紙を書くためにつくられた机が、今ではノートパソコンを支えている。
本来の用途とは少し違っていても、不思議なくらい自然に馴染んでくれます。
最適化されたはずの現代のデスクよりも、こちらの方が心地よい。
大袈裟ではなく、そんなふうに感じています。
05/06/2026
以前、あるキャビネットをご覧になったお客様が、しばらくその場から動かれませんでした。
お話をうかがうと、6〜7年ほど前から探していたものだったそうです。
形も。 色味も。 木の質感も。
「私はこだわりが強いから妥協したくないの。そうそう見つからないとも思っていたし、半分諦めていたところもあったけど、目に入った瞬間まさかって思ったわ。」
一点物のアンティークとの出会いには、そんな瞬間があると思います。
長い時間をかけて思い描いてきたものと出会う瞬間。
写真を見たり、お店を巡ったりしながら少しずつ輪郭を持っていった理想のイメージが、 ある日ふいに目の前に現れる。
何度もキャビネットを眺めながら、
静かにうなずいていらっしゃる姿に私も嬉しくなったことを覚えています。
01/06/2026
新品の家具に傷があれば、多くの人は残念に思います。
できれば無い方がいい。
綺麗な方がいい。
それはとても自然な感覚です。
でも古い家具を見ていると、少し不思議なことがあります。
傷や擦れがあるのに、それを魅力的だと感じることがある。
例えば、長く使われた椅子の肘掛け。
何十年も人の手が触れた部分だけが、ゆっくりと艶を帯びていく。
引き出しの取っ手。
テーブルの縁。
使われることで生まれた跡。
それを消したいと思わないことがある。
そのまま残っていてほしいと思うことがある。
そこに何を見るかはそれぞれですが、
長い時間を経た物にしかない価値があるように思います。
30/05/2026
プレゼントを選びに来てくださったお客様。
弟さんが歯科医院を営んでいるそうで、医院移転のお祝い。
新しい医院は南仏のお家のような空気感で、そこで使えるものをとガラス小物、そして小さな椅子をお選びくださいました。
派手ではないけれど、静かに雰囲気をつくってくれるものたち。
写真を見せていただいたかぎり、とてもこだわって作られた空間。
どんな思いでこの医院を作られたのかまでは伺っていませんが、細かな部分まで丁寧に整えられていることが伝わってきました。
歯科医院のアカウントはこちら
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こだわってお揃えになられたインテリアや、贈り物として選ばれた家具や雑貨が、医院を訪れる方にとって、小さな驚きや楽しみになっていく。
そんな風景を想像すると、こちらまで嬉しくなります。
29/05/2026
2026年6月の営業スケジュール🗓️
水木の定休に加えて9日火曜をお休みとさせていただきます。
25/05/2026
先日、THONETのチェアをお届けしてきました。
すっきりとした現代的なお部屋の中でも、不思議と古さより自然さを感じます。
それなりに古い家具なのに、どこか軽やかに見えるのもTHONETの魅力。
T様、ご協力ありがとうございました。
時間を重ねた家具は、空間の主役にもなりますが、
その部屋の空気に深みや温度感をプラスしてくれる存在だったりします。
艶を帯びた木肌や、長く使われてきたことで生まれる柔らかな表情は、
新品の家具にはない魅力。
古いものをひとつ取り入れるだけで、
空間の見え方が少し変わるのがおもしろいところですね。
Antique House Perla